6月6日(木)に県中部にある鳥取県中央家畜市場(琴浦町)で開催された「子牛セリ市」(※)に本校で生まれた和子牛1頭を出荷しました。
(※)子牛は、生後7~9ヶ月齢くらいになると、「子牛セリ市」で販売します。セリ市では、お肉にするために1年半~2年かけて牛を育てる「肥育農家」と呼ばれる農家の方が主に購入しています(もちろん生まれた子牛をセリで販売せず自分で肥育する方もいます)
このたび、本校が出荷した牛は、「えるさ」という名前の平成30年8月30日生まれの雌の和牛です。
「えるさ」を可愛がっていた学生の中には出荷しないで欲しいとお願いする学生もいましたが、生まれた子牛を大事に育て、出荷という形で送り出すことは、畜産業を勉強するうえでは大切なことです。
当日のセリには、畜産コースの1年生全員が参加しましたが、1年生のほとんどがセリを見るのは初めてだっため、牛や人の多さに圧倒されていました。
そんな学生たちが見守る中、「えるさ」は55番目のセリで724千円で県外の農家の方に買って頂きました。
「えるさ」、新しいお家で新しい友達と仲良くやってね~
セリを待つ「えるさ」(右側の牛)と学生 セリ前に体重を測ります(268kgでした)
いよいよセリです 大勢の前での「えるさ」のセリ
セリが終わり、最後はみんなに見送られてお別れです(左端の牛が「えるさ」)