本校では、デラウェア、ピオーネ、シャインマスカットなど9品種のブドウを、連棟ハウスと雨よけ単棟ハウスで栽培しています。4月24日、トップランナーであるデラウェアのジベレリン処理を開始しました。
ジベレリン処理とは、種無し化と粒の肥大を目的とした作業です。カップに入ったジベレリン液に、花穂(ブドウの花)を浸漬していきます。作業自体は単純ですが、実際にやってみると、「何秒くらい浸漬するのか」、「この花穂は処理をするタイミングとしては早いのか、遅いのか」など、学生たちもさまざまな疑問に直面していました。百聞は一見に如かずで、現場での経験がいかに大事か、改めて痛感しました。
今後は、発生した枝を誘引する作業、房の形を整える作業等を随時行い、美味しいブドウに仕上げていきます。また、気温がさらに高くなるため、ハウスの温度管理もより一層気を引き締めて行います。