本日、境港では沖底船4隻の入港がありました。
4月にやや水揚げが減った感のあったハタハタですが、5月に入り、ハタハタが再びたくさん水揚げされるようになってきました。4隻で約3,000箱の水揚げがありました。漁師さんにお話しを伺うと、今まで獲れたことのないような水深で大量に獲れたとのこと。(“これは穴場だ!”とおっしゃっていました)どうやって漁場を探しているのか、漁場を探せて本当に凄いと感じました。
ハタハタのサイズ組成の主体は体長16cm程度の4番手(または中)です。しかし、体長20cm程度の1番手や2番手(または大)も一隻で20箱程度は獲れており、全体的に漁獲サイズが大きかったです。そのほか、アカムツ、スルメイカ、ソウハチなどが獲れていました。
沿岸の方ものぞいてみると、御来屋の刺網で漁獲されたマアジやマダイがありました。また、釣り物のケンサキイカ(シロイカ)も獲れだしていました。
帰りに3号上屋の方へ行くとべにずわいがに漁の漁船が2隻と巻き網運搬船が5隻入港していました。活気に満ち溢れていました。
翌朝は、網代へハタハタとアカガレイ狙いで市場調査に行きました。境港で水揚げしていた船団とは漁場が全く異なるため、ハタハタは少なく、アカガレイ主体でした。今回は航海日数が2日間などで短かったため、どれもとびっきり美しく鮮度抜群です。
そのほか、マダラ、ソウハチ、ノロゲンゲ、クロザコエビ、トゲザコエビなどが獲れていました。