先月から2年生のインターンシップ(農家留学研修)が始まっています。
8月15日(土)、研修先の一つである島根県仁多郡奥出雲町で乳用牛約40頭を飼育されている「ダムの見える牧場」を訪問しました。
この農場には、大阪出身で、将来は放牧酪農を夢見る女子学生が26日間お世話になっています。この農場の特色として、牛舎で搾乳した後は、牛が広大な放牧地を自由な時間に自由に歩きまわり、牧草を食べることが出来る、優しい管理をされています。また、バター作りや牛のふれあい体験等を通じて、地域振興に貢献されていました。
■最初に山陰では珍しいブラウンスイス種が出迎えてくれました。
■放牧地に囲まれた牛舎と綺麗に清掃された牛舎内
インターンシップの学生は都会育ちのため、行った当初、コンビニもスーパーもない環境にカルチャーショックを受けていましたが、徐々に環境に慣れ、お気に入りである近くの温泉施設では、地域のお年寄りや子ども達と仲良くなり、田舎の良いところを存分に堪能しているようでした。
■放牧地の一部
今の時期、昼間は暑いので、夕方、涼しくなると牛が牛舎の外に出るそうです。
■牛舎の外壁に書いてある牛の絵は知り合いのデザイナーが書かれたそうです。
■牧場に隣接するダム(尾原ダム さくらおろち湖)
■一回り大きくなり、成長して帰ってくる姿を畜産コースの皆で心待ちにしています。