8月6日、鳥取県園芸試験場を視察しました。
果樹研究室の圃場では、ナシの圃場を中心に視察しました。普段学校では見れない、樹齢の進んだ二十世紀ナシの樹体や、さまざまな品種のジョイント栽培などをみることができました。特に関心が高かったのは、V字棚を利用したジョイント栽培です。本校で導入しているジョイント栽培は、平棚を利用したものですが、V字棚にするとさらなる省力化やロボットの導入が可能になるようです。初めて見る仕立てに、学生たちは夢が膨らんでいる様子で、「将来就農したら、ぜひV字棚を利用したジョイント栽培にチャレンジしてみたい!」という声もありました。
〈樹齢の進んだ二十世紀ナシ〉 〈ジョイント栽培〉
〈V字棚を利用したジョイント栽培〉
環境研究室の圃場では、さまざまな虫や病気の発生事例を見ることができました。発生予察圃場での栽培管理を聞き、無農薬でナシを栽培することがいかに難しいか、また、日頃の農薬散布がいかに大事かということを、知ることができました。
今回の視察では、普段の校内だけでは学べないことを勉強することができました。新型コロナウイルスの影響で、例年に比べると、視察に行くことが難しくなっていますが、機会を見つけて(つくって)、卒業までにたくさんのことを勉強していきたいと思います。