3月4日から5日にかけて、ハタハタの分布状況の把握をメインに隠岐東南東海域5点を沖合底びき網漁法により調査しました。
▲この漁獲物の山から魚種ごとに選別
▲メインターゲットのハタハタ
ここでハタハタの簡単なご紹介。
ハタハタは山陰ではメジャーな魚の一つで、鳥取県では白ハタやハタと呼ばれています。
水深100メートルから400メートルの砂泥底に住み、ヨコエビやオキアミ類などを食べ、寿命はだいたい5年ぐらいだと言われています。
鳥取県で獲れるハタハタの多くは朝鮮半島の北部東岸あたりで産まれ、餌を求めて山陰沖までやってきます。
エラのあたりには鋭いトゲがあり、選別作業中にゴム手袋を貫通して痛い思いをする事もしばしばですが、
塩焼きや煮付け、干物、どれをとっても脂ののりがよく、くせになる美味しさです。
また鱗がないので下ごしらえがとても簡単な魚です。
是非ともハタハタを使った料理に挑戦してみてください!
他にもアカガレイ、ばい(エッチュウバイ)、もさえび(クロザコエビ)なども入網しました。
▲アカガレイ
▲白ばい・赤ばい(エッチュウバイ・エゾボラモドキ)
▲もさえび(クロザコエビ)・ニシン