鳥取県では、県下全域で白ネギが栽培されており、約10種類ほどの品種を使い分けて周年栽培されています。ここ農業大学校でも白ネギを栽培しています。今回は園芸試験場の白岩室長を講師に迎え、私たちが育てている白ネギの土寄せをして管理機の使い方と白ネギの栽培方法を勉強しました。
まずはほ場で実際に白ネギを見ながら、生理生態について学びます。夜温も15℃を上回り、現在のぽかぽかした気温(暑すぎず寒すぎず)は白ネギの生育に最適な温度です。しっかり土を寄せて可食部の軟白をしっかり伸ばそう!
美しく揃った規格の白ネギを生産するには、管理機畝の真ん中をがまっすぐ正確に進まなければなりません。しかし、管理機は重くて、コツをつかむまでは、バランスを崩しやすいです。そこで畝を平らにならして、管理機がまっすぐ進みやすいように秋冬ネギのほ場を準備しました。
土寄せの1回目を「中割り」といいます。
1年生も挑戦!「腕が筋肉痛になる~!」
残りは2年生がお手本を見せてくれました。こんなにきれいに土寄せができました!これからネギの大敵である暑い夏がやってきます。大事に管理していきましょう!
夏ネギは収穫直前なので「止め土」の作業です。
6月中旬が出荷開始です。
よく観察して大切に管理してきました。巣立っていく子供を見つめるような眼差しですね。
白岩室長分かりやすいご指導ありがとうございました。頑張って立派な白ネギに育てます!
さいごに。
2年生がプロジェクト研究で設置した拍動かん水装置のパイプに住み着いたカエルさん・・・居心地が良いみたいです。
「農大生のみんなも、しっかり水分補給するケロ~★」