2021年漁期の沖合底びき網漁業が解禁し、賀露では水揚げ初日です。本日は、ハタハタ狙いで市場調査に行きました。市場に着くと早速荷揚げが始まっており、とても忙しそうでした。
初水揚げは、ハタハタ主体でしたが、今回の漁場のハタハタの分布量は多くはなく、大型クラゲが非常に多く、底魚類、特にソウハチが網から逃げてしまっているとの声も聞こえました。次の航海では、漁場を変えるとのこと。サイズは、当場の漁期前試験操業と同様、2歳魚主体でサイズは“良し”(大きい)とおっしゃっていました。
次いで多かったのがアカガレイです。そのほかヒレグロ、ニシン、スルメイカ、エッチュウバイ(白ばい)、エゾボラモドキ(赤ばい)、クロザコエビ、トゲザコエビなどが獲れていました。この時期はまだ気温が高いため、トゲザコエビやニシンは、シャーベット海水氷で丁寧に鮮度保持されていました。