果樹コースでは本年産果実の収穫が全て終了。せん定作業も少しずつ始まり、冬の訪れを感じる今日この頃。そんな中、12月15日に苗木の植え付けを行いました。
今回植え付ける苗木は、ナシ「おさゴールド」や、カキの新品種「輝太郎」「太秋」など約30本。苗木は水が生命線。(土が乾いた状態が続くと枯れてしまいます。)専用のポットに植え付けて、水管理がしやすい教室前のほ場に置いていきます。ポットは、半分以上を土に埋めます。こうすることで、根が乾燥しにくくなります。
仕上げとして、自作の竹支柱を土に挿し、苗木を誘引していきました。果樹栽培では「男結び」という紐の結び方を多用します。1年生はこの「男結び」がしっかりマスターできるよう、日々特訓中。この日も「どうやるんだったっけ?」と手が止まる場面もありましたが、何とか全て誘引できました。
竹支柱の長さは4.3mありますが、苗木の長さはまだ1~1.5m程度のものがほとんどです。写真ではわかりにくく申し訳ありませんが、竹支柱が長いことだけは伝わるでしょうか?ジョイント栽培用に育成するナシの苗木は、長さ3.3mを目標に育成します。道のりは長いですが、目標の長さを達成できるよう、春以降、かん水等の管理を徹底していきます!