愛宕は11月下旬に収穫される、ニホンナシの中でも最大級の大きさを誇る品種です。倉吉市にある鳥取二十世紀梨記念館では、年に1回、全国巨大ナシコンテストが開催されており、3年前から農大も愛宕を出品しています。
雨の降らない日が続けばかん水をしたり、大きくなった果実が落ちないようにネットを掛けたり…愛情たっぷりに育てました!
11月29日に収穫し、一番重い果実を選抜したところ、2.1kgのものがありました。去年の最大重量は1.8kgほどだったので、農大としては過去最高の重さかもしれません。
しかしながら、12月18日に行われた本コンテストの結果としては、入賞ならず。優勝したものは3kg越えの超ビッグな果実だったようで、「来年はもっと大きな愛宕を作るぞ」と今から奮起しております!
出品時には、せっかくの機会ということで、鳥取二十世紀梨記念館を見学しました。入口付近の二十世紀梨の巨木の展示を見たり、ナシ栽培に関するクイズをしてみたりと、楽しく学習できたようです。
「誰が一番上手に袋掛けができるか?」と自ら競い合う学生たちもいました。最後の写真は、厳しい審査の結果、見事優勝に輝いたS君です。おめでとう!!!