ナシ、リンゴ、モモの摘果もひと段落した5月下旬。「シノ」と呼ばれる道具を使って、果樹棚の棚線を固定しました。
「棚線を固定するだけ?簡単そう!」と思った方もおられるかもしれませんが…実はこのシノを使いこなすのは、そう簡単ではありません。果樹に携わる上では、ぜひ使いこなしたい道具の1つなので、シノの使い方を習得すべく、練習・実践を行いました。
まずは、圃場の端で練習です。針金の回し方もシノの使い方も、お手本の真似をしようと頑張ります。「あれ?どう回すんだったけ?」と、首をひねりながらも、互いに教え合い、じっくり習得していきました。
練習後は、いよいよ実践!針金とシノを使って、棚線を支柱に固定していきました。すぐにマスターする学生もいれば、苦戦する学生もいたりと様々でしたが、少しずつ上達していきましたよ。
みんなで力を合わせて棚線の固定は無事完成☆シノの使い方も概ねマスターできたようでした。
さて、話は変わりますが、果樹コースの圃場では、オウトウ(サクランボ)が少しずつ色づいてきています。来週末には収穫できるかもしれません。今年は成りが少なくちょっと寂しいですが、真っ赤に色づくのを、今か今かと楽しみにしているところです。