5月27日に、本年度2回目の中堅教諭等資質向上研修(小・中・義・高・特)を実施しました。
まず、県全体と自校の教育課題を照らし合わせながら、校内組織の活性化に向けた具体的な方策を探れるようにグループ協議を行いました。
続いて、他の教職員とつながり、組織として連携し、協働する力を高めていくために必要なコーチングについて、演習を入れながら講義をしました。コーチングは、相手の中にある相手の可能性を引き出し、自発的な行動を促進させ、その人の夢や目標の実現をサポートする手法です。答えは相手の中にあり、それを引き出すという考え方が基本的なスタンスです。
受講後には、「同僚との関係性を深めることは、相手も自分も伸びていくことだと思った。」「メンタルヘルスにもつながるが、コミュケーションで相手も自分も変われたり、助け合ったり、成長に繋がったりすることを改めて感じた。」「今日から、先生や生徒と関わる場面で、『傾聴』を意識しながら積極的にコミュニケーションを取っていきたい。」など、人とよりよくつながっていくために自分自身ができることを具体的に考える受講者の姿がありました。
研修での学びが、各校において受講者の働きかけにより、教職員同士のよりよい関係づくりにつながることを期待しています。