第2回の初任者研修は、5月19日と5月26日に開催しました。
本年度、新たな取組として実務研修「先輩教員に学ぶ」と題し、半日、所属校における先輩教員のシャドーイングを設定しました。まずは、先輩教員の指導を見て学び、真似ることを意図したものです。児童生徒との信頼関係づくり、学級づくり、授業づくりについて得た気づきを午後の非集合型遠隔研修の中で協議し、学びを深めていきました。
対象者の振り返りを紹介します。
・授業では生徒の様子を丁寧に見取り、個々の生徒にあった声かけをしていきたい。
・他の先生の授業を参観し、どの生徒に気を配っているか、どのような声かけをしているか参考にしていきたい。
・生徒指導やいじめ対応などは、一人で対応せず、学年団、学校全体で対応するようにしたい。
・日々の学校生活で具体的な事例と向きあうことで、この研修の内容を深めていきたい。
このように、対象者が研修を日々の実践にどう生かしていくか真剣に考える様子がうかがえました。今後も先輩教員に学びながら、めざす教師像へ向けて実践を積み上げていってほしいと思います。