10月12日、今朝は秋らしい冷え込みとなりました。
本日行った市場調査の様子です。
本日は中型まき網8隻が入港し、合計で78トンの水揚げがありました。
水揚げの主体はマアジ。体長25cm前後を主体に、20~30cmのものが水揚げされていました。体高があり非常にプロポーションの良い個体が多い印象です。前回9月末の市場日記でも触れましたが、現在はマアジの浜値が高騰しており、引き合いに対して水揚量が少ないのもありますが、やはりモノが良いというのも安定して高値で取引されている一因と考えています。
マアジに混ざってマサバも水揚げされており、こちらの主体は小型の当歳魚で、30cm前後の個体がちらほら見られました。当歳魚に関しては、まき網では8月以降安定して漁獲されており、沿岸の定置網にもマサバの当歳魚が多く入っているという情報をよく頂きます。真偽はまだわかりませんが、担当としては今年生まれのマサバの加入が良好である兆候であれば良いなと思います。
そのほか、サワラは多く入網しており、ブリ、マダイ、カマス、ハガツオ、チカメキントキ、スルメイカ、トビウオの当歳魚などが見られました。