11月2日のまき網市場調査日記です。
近頃は朝の冷え込みや街路樹の紅葉で秋の深まりを感じています。
境水道も毎朝のように深い霧に包まれており、漁船が入港する様子も幻想的です。
本日は中型まき網が7隻、大中型まき網が1隻入港しました。
水揚げの主体はアジ・サバです。
アジは小型のものは少なく、25cm以上のものが主体で、大きなものだと尾叉長42cm(750g)の個体がいました。40cm弱くらいまではそこそこ見かけますが、この大きさは結構レアです。
サバについては以前から同様に25cm前後の当歳魚が多いですが、大型魚の群れも多少いるらしく、買付・測定した網も尾叉長44cm(900g)を筆頭に平均で35cmを超える組成でした。
またツバス・ハマチも毎日数十トン程度水揚げされており、今日は大中型まき網のブリ・マルゴも見られ、水揚物を見ても秋の深まりを感じられる内容となってきました。