10月12日から11月1日にかけてズワイガニ及び底魚の分布密度調査を実施しました。
着底トロールにより30分曳網し分布調査を行います。
調査点は鳥取沖から隠岐北西沖、日御碕沖までの全28点です。
約3週間の調査日程で、凪の日が少なく、海況を見ながらの調査となりましたが、
すべての調査点を無事実施することができました。
▲時には人間の背丈よりも高い大木が入網することもあります。
それにより網が破れたり、漁獲物を取り出す際に大木が足に落ちてきたりするおそれがあるため
作業中は細心の注意を払います。
▲入網した漁獲物は魚種別に選別していきます。
選別後はそれぞれの漁獲重量や体長の測定を行います。
▲ヒレグロのパンチング(体長を測定)とズワイガニの重量測定の様子です。
パンチングは測定用紙にヒレグロを寝かせ、尻尾の付け根の位置に千枚通しで穴を開け、体長を記録します。
この調査の結果資料はトップページの「調査研究」からアクセスし、
「2022年(令和4年)ズワイガニ漁期前の資源状況」に掲載されていますので、是非ご覧ください。
11月6日に待ちに待ったズワイガニ漁が解禁されました。
鳥取の高品質で美味しいズワイガニを沢山の方に食べていただけたらと思います。