1月18日・19日に香川県で開催された「中国四国ブロック農業大学校プロジェクト発表会」は、新型コロナ禍において学校行事での県外往来を自粛していた本校にとっては、久々の県外での学校行事となりました。
今回の参加者は、先に報告した発表者3名のほか、校内技術競技で上位となった1年生2名と発表補助者1名の3名と引率職員3名の合計9名が農業大学校のバスで香川県に向かいました。
農業大学校のバスも久々の長距離運転となります。
当日は1月ではありましたが、快晴で風もなく、途中休憩をとりましたサービスエリアからの眺めも大変良かったです。
冬の山陰から山陽側に移動するので道路事情を心配して早めに出発したのですが、何事もなく早めに会場につきました。学生は会場でリラックスができ、プロジェクト発表する2年生の二人はお互いの発表を確認し合っているのでしょうか? まさか、この後二人とも優秀賞を受賞し全国大会で発表の機会を得るとは思ってもみませんでした。
大会が始まりました。
午前は意見発表会、午後はプロジェクト発表会です。どの学生も堂々とした発表でした。
プロジェクト発表会では、発表終了後にすぐに審査会が開催され、全国大会に進む優秀賞3名が発表されるのですが、2名が本校学生あったことから、引率した職員も大変びっくりでした。
発表会の翌日は、現地視察を組んでいただき、香川県農業試験場府中果樹研究所を見学させていただきました。
本校の果樹コースは柑橘の栽培がないことから大変興味深く見学させていただき、果樹コースの学生は研究所内で栽培されていたアボカドにも大変興味をもったようです。また、移動中のバスの中や現地視察の時は他県の農大生と交流する良い機会となりました。
すべての日程を終えた後、帰りのバスの中ではぐったりしていた学生ですが、学校に戻ってきてからすぐに校長室に向かい校長先生に結果報告をしました。校長先生からは今回発表のねぎらいと全国大会に向けての励ましの言葉がありました。
なお、今回の発表会の開催にあたりご尽力をいただいた香川県立農業大学校の皆様には大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。