皆さん、こんにちは。1月20日は1月とは思えないほどの快晴でした。
この快晴の下、本年度2回目のオープンカレッジを開催しました。
講師は和歌山県から株式会社善兵衛 代表取締役 井上信太郎氏をお招きし、「善兵衛の話と地域の話」~自分にとっての農業を考える~と題して講演をしていただきました。
井上講師は和歌山大学観光学部を卒業後、都市農村交流施設「秋津野ガルテン」にて農業研修とグリーンツーリズム事務局を経験されたのちに、2016年に紀州柑橘善兵衛農園の七代目として親元就農を行い、2021年の法人化を期に代表に就任されたそうです。
当日は、自身の経験・体験や自社農産物の販売に対する思いを学生たちに伝えていただき、また、栽培されている柑橘の食べ比べを行いました。食べ比べの趣旨は、人それぞれ美味しさの感じ方が違うことを体験して欲しいとのことで、食べ比べの後それぞれ学生が意見を述べました。
(なお、食べ比べは講演会場であった大教室ではなく、密を避けること、マスクを外すことを考慮し、食堂に移動して4品種の柑橘(「紅みかん」、「ポンカン」、「三宝柑」、「八朔」)を食べ比べました)
食べ比べでは、個人的には「紅みかん」は大変美味しく、また「八朔」もこれまで食べてきた「八朔」とは違い、さっぱりしていて大変美味しく感じましたが、学生の皆さんはどうだったのでしょう。
普段は聞く事のない農家さんのお話であり、また、井上講師は地域の様々なことに関わっていることから、学生が真剣に聞いていたのが印象的でした。
井上講師には、和歌山県から遠路本校まで来校していただき、また、貴重なお話をしていただいて大変ありがとうございました。