防災・危機管理情報


2023年2月9日

2023年2月9日 まき網市場日記

29日の市場日記です。

1月下旬の大寒波は大雪で大変でしたが、どうやらその期間中に海の様子も変化したようで、寒波前後で水揚物の組成がガラリと変わりました。それまでは隠岐海峡で水揚げのほとんどを占めていたのはブリ類(ツバス)だったのが、寒波明けからサバ・アジ主体となっています。

そして本日は大中型・中型船合わせて7隻が入港し、やはりサバ・アジ中心に合計で448トンの水揚げがありました。

サバはいわゆるローソクと呼ばれる1歳魚主体で、ぽつぽつと30cmを超えるような大型のものも見られました。

マサバ

アジは寒波明けは12歳魚主体でしたが、今日は大型のものも見られて、複数の年級群が入り混じっているような感じでした。ただ1隻あたりの量としてはそれほど多くはなく、数トンから多くて数十トンといった量でした。

マアジ

その他シイラ、ソウダカツオ、カナガシラ、スルメイカ、ウルメ、マフグなど様々な魚が混ざっており見ごたえがありました。変わったところでは、まき網ではほとんど見られないニギスがチラホラと見られました。

シイラ

ソウダガツオ

カナガシラ

スルメイカ

ウルメイワシ

マフグ

ニギス

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