4月27日の県営境港水産物地方卸売市場の沖底もの水揚げ状況です。
本日は、県漁協境港支所所属の沖底船1隻、網代支所所属の沖底船1隻、田後漁協所属の沖底船1隻の水揚げがありました(田後1隻は浜田港に水揚げ⇒境港陸送)。
漁獲物はソウハチ2500箱、アカエビ500箱が主体で、他にもアンコウ、ノドグロ、スルメイカ、カサゴ、モサエビ等、様々な魚種が水揚げされていました。
貴重なハタハタは田後船1隻が唯一、1箱を水揚げしていました。体長17~23cm(3~5歳魚)の大型サイズが主体です。
話しは変わりますが、4/7から毎週金曜日(10:30~5分間程度)BSS山陰放送のラジオ番組で当場の室長より当場の取り組みや鳥取に水揚げされる主な魚の特徴等について説明させて頂いております。
4/21の放送では今期のハタハタの不漁についてお話させて頂きました。放送を市場関係者の方々も聞いておられたようで、ハタハタが少ないことへの各自の見解や、貴重なハタハタの水揚げ情報(「〇日に〇〇丸でハタハタが〇箱あったよ」など)について話をかけて頂きます。→貴重なご意見ありがとうございます、引き続き情報提供お願いします
沿岸ものの水揚げは、ここ最近、島根半島の定置網(美保関、七類、片江など)でブリの水揚げが好調のようです。この日もタンクに入ったブリが数多く並べてありました。大きさは7~10kg弱のサイズです。
鳥取県側の定置網はこの時期マアジが多く入網する時期ですが、本日の淀江定置網のマアジの水揚げは20箱程度とやや量が少ない状況でした。
最近は泊、夏泊の定置網でマアジが好漁(日によって200~300箱/日程度も)のようですが、今シーズンは美保湾に近い、淀江、御来屋の定置網でマアジが低調な様子です。今後漁獲が上向くことを願っています。
他にも淀江、御来屋のサザエや赤碕のイサキ、隠岐の定置網のハマチ、釣りもののチカメキントキ、カサゴ等が並んでいました。