5月2日、五月晴れの空のもと、ドローン作業受託オペレーターさんや資材メーカーさんの協力をいただき、農大作物コース実習田において農業用ドローンによる水稲の湛水直播のデモンストレーションをおこないました。
この日は作物コースだけでなく他コースの専攻生やアグリチャレンジ研修生、関係機関職員など32名が集まり、オペレーターさんや担当者さんからの説明を熱心に聞き、ドローンの機体等を確認していました。
今回は、試験的にリゾケアXLという新資材でコーティングした水稲コシヒカリの種子を使用しました。
種子が紫色のコーティング剤で被覆されています。酸素発生剤と殺虫剤、殺菌剤がトリプルコーティングされているため、播種後の苗立ちが安定しているのが特徴です。
ドローン、テイクオフ! ぶい~~ん♪
時折、横風が強く吹くなどして、若干、ドローンが横にふられる場面もありましたが、なんとか無事に播種が終了しました。
播種後の田面の様子です。
リゾケアコーティング種子は表面播種ではなく土中播種が理想なので、表面に浮いた種子がみえないということは 播種作業はばっちり成功といえるでしょう。
なお、このあと除草剤もドローンで散布しました。
順調にいけば1~2週間で芽が出てくるはずですが、カモによる食害が心配です。ちゃんと出芽しますように・・・。
リゾケア湛水直播のその後の経過については今後も随時、お知らせしていきたいと思っていますので、お楽しみに。