5月下旬、ブドウの花が次々開花し、果樹コースでは、ブドウのジベレリン処理を行いました。
ブドウの花…と言っても、あまりイメージがわかないかもしれませんので、ちょこっと説明します。左の写真は、まるでブドウの房のように(※実際にブドウの房になります)、小さい粒が集まっていますが、この小さい粒、1つ1つが花になっています。拡大すると、右の写真のようになっています。こうしてみると、確かに花の姿をしていますね。
ジベレリン処理とは、ブドウを種無しにしたり、粒を大きくしたりするために、必要な作業です。満開後3~5日のタイミングで、ジベレリンの液の中に、ブドウの花を浸漬します。
腕上げアシストスーツも活用しながら、ジベレリン処理を行いました。個人の身長などによって、効果や感想は様々ですが、これからも他の樹種でもいろいろな作業で活用しながら、効果をみていきたいと思います。
デラウェアの摘房・摘粒の作業も進めています。色はまだ青いですが、形はすっかりデラウェアらしくなっています。
オウトウ(さくらんぼ)も次々と赤く色付き、今週から収穫を開始します。出荷量は多くないですが、近隣の道の駅や直売所で販売できればと思いますので、見かけた際には、ぜひご賞味ください。