梅雨真っ只中。雨で外作業ができない日は、ブドウハウス内での作業がメインとなります。
「シャインマスカット」の摘粒をしている様子です。摘粒とは、ブドウの房についている粒を間引いていき、残した粒の肥大を促す作業です。集中力が必要な作業で、学生たちも休憩をはさみながら何とか進めていました。
毎年、「デラウェア」を食べにくる中型獣テンへの対策として、「デラウェア」の房にネットをかける作業も行いました。昨年、5種類のネットを試しましたが、白いネット2種類の効果が高そうだったので、今年はその2つに絞って設置しました。今年こそ、被害が軽減できますように。。。
この他、環状剥皮という作業も行いました。「ピオーネ」や「クイーンニーナ」といった、着色が必要なブドウを中心に、樹の幹の皮をぐるりと剥いでいきます。この作業をすると、ブドウの着色が向上することが知られています。
1年生にとっては、このようにナイフを使う作業は初めてでしたが、先輩に教えてもらいながら、無事に処理ができました。
着色の良い、美味しいブドウができますように。これからも、栽培管理を頑張っていきたいと思います。