農業大学校では、学生それぞれがプロジェクト学習(課題解決)に取り組んでいます。野菜科の2年生の原田さんはイチゴのプロジェクト活動に取り組んでおり、その結果を、県内のイチゴの生産者で構成される鳥取いちごブランド化推進協議会で発表しました。
今回のプロジェクトでは、鳥取県が育成した品種‘とっておき’に、遠赤色光という特殊な光を当てたり株間を変えることで増収を試みたほか、コンビニエンスストアや旅館の協力を頂き、新たな販売方法やPR方法の検討をしました。
販売方法の検討にあたっては、3月に開催された同協議会で皆様からアドバイスも頂き、無事に取り組む事ができました。
原田さんは初めて農家の前で説明するとあって、多少緊張していましたが、堂々と発表できました。
農業大学校では、プロジェクトの実施にあたって、農家や実需者などの声を聞き、課題解決に取り組むとともに、その成果を現場に還元し、地域農業への貢献ができるよう取り組んでいます。