秋らしい肌寒い日も増えてきましたね。果樹コースでは、毎年この時期、「土壌改良」という、樹の株元に穴を掘り、肥料などを埋め込む作業を進めています。
穴を掘る…と言っても様々な方法があり、まずは手で掘る方法を体験してもらいました。自分たちが担当樹として、日頃管理している二十世紀の樹の株元の穴掘りから開始しました。手で掘る作業は重労働ではありますが、根を観察するには一番良い方法です。自分が管理している樹の根の張りはどうか、樹勢との関連はどうか…と考えながら、穴を掘り、肥料などを埋め込みました。
手掘りのあとは、バックホーも使って穴掘りを行いました。操作は少し複雑ですが、慣れてくると、学生たちからも「クレーンゲームのようで楽しい!」との声が聞こえてきました。
そして、今年購入した新戦力、充電式オーガも登場です♪いざ使い出すと、その作業の速さにみんなびっくり!現在の果樹コースの学生の人数は5名と決して多くはないのですが、オーガを使うと、ものすごい勢いで穴掘りが進むので、土壌改良の作業はかなり順調なペースで進んでいます。
土壌改良の作業はもう少し続きます。「手や腰が痛い」と言いながら、学生たちも頑張っています。もうひと踏ん張り、頑張っていきましょう!