11月最後の賀露市場調査に行ってきました。
この日の賀露では、引き縄釣りのサワラが多く水揚げされていました。
11月29日の午後から鳥取県水産試験場の測定室を使用して、(公社)全国豊かな海づくり推進協会主催の「ヒラメ黒化判別研修」を開催しました。
放流したヒラメの特徴として、無眼側(眼のないほうの体表)に黒い斑点などが残ります。それを手掛かりに、放流魚がどの程度、漁獲物に混ざっているのか調査します。この判別がなかなか難しく人によってバラつきがあるので、それを統一基準で判定出来るようにするための研修です。講師に国の研究所の研修員を講師にお迎えし、鳥取県以外に、兵庫県、島根県、水産庁の方が現地参加、秋田県や山口県はWEBで講習会参加されました。
翌日の30日に、境港の市場で現場実習を予定していたのですが、あいにくの時化でヒラメの水揚げは少なく現場実習は出来ませんでしたが、水産試験場や境港水産事務所の協力を得て、県外の参加者の皆さんに沖合底曳網の水揚げ物や、ベニズワイ籠の新しい荷捌き所を見学していただきました。