こんにちは、畜産コースです
12月13日に1年生が琴浦町にある独立行政法人家畜改良センター鳥取牧場(以下「鳥取牧場」)で行われた「SDGsの推進に資する肉用繁殖雌牛飼養管理技術講演会」に参加しましたので報告します。
講演会では最初に、和牛の雌牛での代謝プロファイルテスト(MPT)の利用について学習しました。
MPTとは、牛の血液検査などから、牛の健康と栄養状態を確認し、群として生産性の向上を図るものだそうです。和牛の雌牛にとって大切な仕事は、健康な子牛を生産することです。そのためには、母牛となる雌牛が健康でなければなりません。牛の健康の源は牛の食事、つまり、普段食べているエサということになります。MPTでは、このエサが牛にどのように影響しているのかを調べ、飼養管理を改善していくもののようです。
※文字ばかりですみません。講演会の様子は撮影しておりません。
講演会の後は、施設内を見学をさせていただきました。鳥取牧場さんは同じ県内にありコーンの収穫時期では本校でロール作業の実演会をしていただくなど大変お世話になっているのですが、学生が琴浦町の施設を見学する機会がもてずにいたことから、今回施設を見学することができて、学生は施設の大きさや先端的な設備を見て、目が釘付けになっていました。
参加した学生と話をすると「講演会はとても難しかった。知識がまだまだ足りないなあ。」と言ってましたが、牛のエサの基礎などをしっかり理解していくことが大切だと認識を深めていましたので、これからしっかり学んでいくことでしょう。
鳥取牧場の皆様には有意義な学びをさせていただき、ありがとうございました。