農大日記

農業大学校では課題解決を行うプロジェクト学習を行い、成果を卒業論文としてまとめます。

令和6年１月１0日は、令和5年度の卒業論文発表会を開催しました。

例年であれば発表準備が間に合わないということで農業大学校の寮で新年を迎える学生が数名いたのですが、今年は全体的にピリピリとした雰囲気がなく、年末年始は実家等での休みを満喫していた様子だったので、コース担当以外の職員は「準備状況はどう？」、「間に合ってる？」と心配をしていたものでした。

発表会当日は、学生・職員以外にも保護者や出身高校の先生にも見学していただく中で発表を行い、発表に対しての質疑応答も堂々としており、２年生全員がこの１年頑張った成果をぶつけて、大変すばらしい発表会となりました。高校の先生からは「しっかりと成果をまとめ、堂々と発表している姿を見て感動した」との声もいただきました。

＜発表会の様子＞

学生は発表する2年生だけでなく１年生もスーツを着用するので、張り詰めた雰囲気となります。

＜質疑応答の様子＞

質問に対してしっかり回答しており、この２年間で成長したなと思った瞬間でした。

発表終了後は、２年生全員で集合写真をとりました。「発表が終わったので笑顔でね」と声をかけたところ、この笑顔！！　２年生の皆さんお疲れさまでした。

なお、今回の発表会で上位となったのは以下の３名の学生ですが、金賞を受賞した原田さんと、銀賞を受賞した田中さんは、本校の代表として１月１８日に岡山県で開催される中国四国ブロック農業大学校等プロジェクト発表会に出場します。２人とも今回の発表をさらにブラッシュアップして頑張ってください。

日本海新聞の令和６年１月１１日の紙面に発表会の記事が掲載されましたので、参考として掲載させていただきます。