5月下旬から予定している田植えに向け、4月下旬から育苗準備を始めました。
種籾を水につけ、十分吸水させ、積算温度100度を目安に播種作業を行います。苗箱にはほ場番号と品種名を書き込み、間違いがないよう準備します。(写真 ラベル貼り)4月30日、今年の播種がスタートしました。1年生は、2年生から播種機の調整や作業手順を教えてもらいました。
(写真:ラベル貼り) (写真:全員播種作業)
5月1日には、2年生の講義時間内に1年生だけでひとめぼれの播種を行いました。連休後半は例年より気温が高い予報で不安もありましたが、5月7日には発芽が揃いました。「苗半作」、がっちりとした良い苗になるよう、毎日温度確認とハウスの窓の開閉、白い育苗用シートを外したあとには水の管理など、気を使う日々が続きます。
(写真:1年播種作業) (写真:育苗シート) (写真:発芽)
育苗と並行し、ほ場の耕耘や畔ぬり、土壌改良材散布作業も進めています。作業機の交換・取り付はすべて学生が行っています。指導を受け、経験を重ね、徐々に学生だけで作業ができるようになっていきます。
(写真:ブロキャス取り付け) (写真:土壌改良材散布)
畔ぬりは、もぐらの穴などをふさぎ、水がもれないように畦畔を塗り固める作業です。握ったとき団子ができる土壌水分が目安で、天気と相談しながら、ぬかるまない、ほどよく湿った条件を見計らうことがポイントです。
(写真:畔塗) (写真:土の硬さ)
代かき、田植え・・・まだまだこれから。
ひとつずつ、丁寧に作業を進めていきます。