ナシの粗摘果は一段落し、お次はモモ・リンゴの摘果と、カキの摘花です。
○モモの予備摘果
枝15cmに1果程度残し、摘果していきます。
作業していると、果面の毛(棘毛)でチクチクしたり痒くなったりする学生が続出。「モモの摘果いやだー!」と言いながらも、みんなで協力して無事終了しました。
まだ仕上げ摘果もありますので、みんなでチクチクに耐えながら頑張りましょう!
○リンゴの粗摘果
中心にある花が最も早く咲き、果実肥大・品質が一番良いため、この果実を残し周りの果実は摘果します。
リンゴはナシと違い、軸の部分が脱落せず、長く残すと果実に当たって傷がついてしまったり、袋をかける際にかけにくかったりします。そのため、ハサミで基からきれいに切り取ることに注意しながら作業を進めていきました。
5月22日には、花きコースの学生4人が来てくれましたよ!なかなか摘果が終わらず、果樹の大変さが分かったようです。良い経験になりましたね♪
○カキの摘花
1本の新梢(今年伸びた枝)1花(果)となるよう摘花(果)します。
コメツキムシ(開花期に飛来し果面に傷をつける害虫)を見つけた2年生が1年生に教えたり、職員がカキの雄花やヒメコスカシバ(枝幹を加害する害虫)について説明したりと、摘花の作業を通してカキについて色々な勉強もできました。
ほ場は学びの宝庫。これからも楽しく学びましょう!