2年生3名、9月中旬までの3週間のインターンシップを終えました。卒業後の進路に向け、イメージが実感につながる良い研修だったようです。3名とも、自信がついた顔つきになりました。
快く研修生を受け入れ、丁寧に指導してくださった3法人皆さん、本当にお世話になりました。
体験記を紹介します。
◆研修先:(有)真栄農産
私は、鳥取県倉吉市関金町大鳥居にある有限会社真栄農産にお世話になりました。この会社は水稲を30ha、白ネギを1.7ha栽培しています。研修では、主にコンバインの整備や稲刈り、畔の草刈りなどの作業させてもらいました。
会社では年式が新しいスパイダーモアを導入しており、作業効率も操作性も農大の物とは違い作業がとても効率良くできました。
稲刈りでは、家と同じ会社の4条刈りコンバインで操作の仕方は分かっていたけど、圃場での動き方や回り方を詳しく教えてもらい、研修後も活かしたいと思いました。
将来は、実家の農業を継ぎたいと思っています。今回のインターンシップで学んだことを生かして、自分なりの農業をしたいと思いました。(研修生:K)
◆研修先:(有)だんだん
私は、日南町笠木にある(有)だんだんにお世話になりました。この会社は水稲で27ha栽培されているほか、大豆もあり大規模な作付けをされてます。研修では主にコンバインでの稲刈りや精米などの作業をさせてもらいました。
会社では人を大切にすることを第一に考えられており、体調が悪い時や体が痛いときなど無理せず休みを取ったり作業の合間にこまめに休憩をはさんだりして、社員の健康を社員皆で守っていたことが印象に残っています。
今回のインターンシップでは人を大切にすることの重要性を改めて感じました。社長さんが言っておられた、「人と人とのつながりを大切に」というモットーを掲げて今後の生活や仕事に生かしていきたいです。(研修生:U)
(写真提供 (有)だんだん)
◆研修先:(株)ファームイング
私は日野郡日南町にある(株)ファームイングと(株)エイトにお世話になりました。2社は、同じ方が役員を務められるなど、関連性の高い会社です。(株)ファームイングは水田32haとトマトハウス100a、(株)エイトでは水田16ha・受託15haとトマトハウス51aを栽培されています。研修では、主に(株)ファームイングで水稲の作業を(株)エイトではトマトの作業をさせてもらいました。
どちらの会社でも社員が自ら計画を立てて作業されており、社長に言われてからでは無く、自分たちで考えて動かれていました。自ら考えて動くのは簡単なことじゃ無いので、すごいと思いました。
学校ではなかなかできないことが学べてとても良い経験になりました。今回の経験をこれからにしっかりとつなげていきたいです。(研修生:S)