社会自立をめざす人の会の園外研修「おひさしぶり先輩」を実施しました。
皆成学園を退所した先輩の職場を訪問し、進路を決めた経緯や現在の生活・仕事についての先輩の体験を見聞きすることで、自立の意欲を高め、将来について考える機会とすることを目的として、中学生以上の児童が参加しました。
出発の前に、研修の目的やスケジュール、約束を確認し、先輩の今の生活の様子について、写真入りのスライドを見ながら事前学習を行いました。
先輩の職場では、学園児童からの質問に、先輩が一つひとつ丁寧に答えてくださいました。
一日も休まずお仕事を頑張っておられること、学園での生活との違い、お給料の使い方や今後の目標などなど、実際に働いて先輩が感じられたことを教えていただきました。
その後は、お仕事の様子を見学し、先輩の接客を受けながら買い物をしました。「いらっしゃいませ。」「ありがとうございました。」と挨拶したり、お客さんからの質問に丁寧に答えたり、落ち着いてレジ打ちをしたり…と、働く先輩の姿を見て、児童からは「すごかった。」との声が聞かれていました!
職場訪問終了後、大山乳業直売所「カウィーのみるく館」にて買物体験を行いました。
予算内で買えるかどうかを考えながら、じっくり選んで購入していました。
東伯けんこう様、大山乳業様から児童へのお土産もいただきました。
ありがとうございました!
研修後の振り返りでは、「先輩の働く姿が見られてとても良かった。」、「丁寧に仕事をすることの大切さを学んだ。」、「レジの仕事をやってみたい。」等の感想がありました。先輩から学んだことを、今後の自分の生活や進路を考える際の参考にしてもらいたいです。