2011年8月31日
湯梨浜町宇野で「ち号演習」関係の調査を実施しました。「ち号演習」は第二次世界大戦機の秘匿作戦ですが、関係資料が現存せず、これまで具体像がわかっていませんでした。しかし、先だっての県史編さん室の調査により、湯梨浜町宇野地区公民館所蔵資料のなかに同村での演習内容を窺わせる『ち号演習関係出面簿』が見つかりました。
そこで、同資料の記載内容を掘り下げるべく、平成23年8月12日(金)に現地を訪れ、演習の一環として掘られた防空壕跡を確認するとともに、同地区公民館で演習体験者の方たちに聞き取り調査を行いました。資料の記載や現地調査の内容については、第64回「県史だより」の記事をご覧ください。
湯梨浜町宇野地区公民館での聞き取り調査の様子
県史編さん室
公文書館 2011/08/31
in 県史編さん室,調査