平成24年7月3日(火)、民俗部会は鳥取市用瀬郷土歴史館で民具調査を実施しました。
民俗部会がテーマの一つとしている倉吉で生産された千歯扱きの調査として、同館所蔵の千歯扱きの写真撮影、採寸、墨書の解読作業をしました。また同館は、冬季に行われる紙漉作業で凍えた手を温める野風呂など特徴的な民具資料を所蔵しており、それについては今後調査を進めていきます。
(写真1)鳥取市用瀬郷土歴史館
(写真2)鳥取市用瀬郷土歴史館に所蔵される千歯扱き
うっすらと「伯耆国倉吉町」という墨書がありました
(写真3)紙漉作業で凍えた手を温める道具である野風呂
県史編さん室