ニューストンネットという網で海の表層を引く調査を実施しました。
これがニューストンネットです。表層を漂うマイワシのシラス(仔魚)を捕獲する為、フロートで浮かせてます。
左上の見えるのは多節ウィンチです。普通のウィンチと違って動きがロボっぽくてカッコイイ。イタリア製。クレーン全景の画像はまた違う機会に。
ネットを揚げると、ネット入口の方についている捕獲物を海水で洗い流します。ネット末端には取り外し可能な容器が取り付けられていて、ここに捕獲物を全部集めます。集めたら、採集用のボトルに移します。
これが捕獲物を採集用ボトルに移した写真です。シラスがこんなに大量に獲れたのは僕は初めて見ました。
捕獲物はイワシのシラスだけではありません。上の写真はサンマの稚魚(らしきもの)です。他にもクラゲやカレイの稚魚など、色々と入ることがあります。こういうのを観察できるのは調査に出る楽しみの一つです。