平成25年10月5日(土)、鳥取市佐治町において「さじ谷ばなしフォーラム2013」が開催され、県史編さん室の樫村専門員がシンポジウムのパネリストとして参加しました。
このフォーラムの趣旨は、さじ谷ばなしをはじめとして郷土の民話をとおして、地域文化への認識を深め、保存・継承を促進するものです。
(写真1)オープニングとして披露された佐治町福園(ふくぞの)の神楽獅子舞
(写真2)石井正己氏(東京学芸大学教授)による基調講演の様子
(写真3)岩崎京子氏(児童文学作家)による記念講演の様子
(写真4)石井教授と中島嘉吉氏(前さじ民話会会長)の対談の様子。
語り部だった祖父の思い出、さじ谷ばなし収集の苦労について話されました。
(写真5)シンポジウムの様子。「昔話が伝えるもの」をテーマに意見が交わされました。
(写真6)パネリストの酒井董美氏(山陰民俗学会会長)
(写真7)パネリストの樫村賢二専門員
(写真8)パネリストの岡村絹江氏(さじ民話会会長)
(写真9)移築古民家である佐治歴史民俗資料館の囲炉裏端で夜語りが行われました。
(写真10)祭壇を設けてまつられた庚申様と猿田彦の掛け軸
本来、夜語りは庚申の日 に、これらの掛け軸をまつり、夜を徹して語り合っていたことから名が付いたと言われます。
この日は、庚申の日ではありませんでしたが、夜語りらしく掛け軸をまつっておこなわれました。
県史編さん室