本日(1月9日)、網代と賀露で沖合底びき網漁業の市場調査を行いました。
網代では8隻がかれい2,130箱、ハタハタ114箱、ソウハチ245箱、モサエビ98箱、まつばがに130枚等を、賀露では4隻があかがれい2,300箱、ソウハチ750箱、ハタハタ850箱、松葉がに少々等を水揚げしていました。
今シーズンから親がにが12月31日までと漁期が短縮されたこと、また、若松葉が1月21日からの水揚げであることから、年明けの今の時期は、カレイ狙いでの操業となったようです。漁場は、網代も賀露も主に本県沖水深200メートル前後の海域です。
(網代港支所)
本日漁獲の主体のアカガレイ。
ソウハチも多く水揚げされていました。
ハタハタは銘柄3~5が主体、銘柄1と2も若干ですが漁獲されていました。
本日の主役はカレイでしたが、松葉がにの活魚もありました。
ハイブリッドと思われるピンクかかった活カニも何枚かあり、銘柄「紅」と表記された箱もありました。
絵心のある方なのでしょう。発泡の中身が何なのか一目瞭然です。旨いです!
(賀露露本所)
冷たい雨の中の荷揚げ。フォークリフトで岸壁と上屋内との往復です。
市場上屋内いっぱいに所狭しと漁獲された箱が並べられています。
セリ直前には、上蓋がとられて壮観な眺めです。
左から、アカガレイ、小エテ(ソウハチ)、小白(はたはた)が木箱に入れられて並べられています。
よく見ると、シャーベットアイス内に保管されて、高鮮度保持の工夫(手間暇)がされています。