新年あけましておめでとうございます。今年も第一鳥取丸操業日誌をよろしくお願いします。
第一鳥取丸は去年の12月初め頃から1月終わり頃まで、中間検査のため新潟県の新潟造船に行っています。
ドックに入渠し、水を抜いた後の写真です。ドックは鳥取丸が2隻入るくらい巨大なため今回2隻同時に入っています、ちなみにもう1隻の船は新潟県水産海洋研究所の調査船、越路丸です。
船体は、高圧洗浄機で洗浄後なので海草などは取れて綺麗に見えますが、やはり一年経つとペンキの剥がれ等がよく目立ちます。
船尾部です。写真の中央に見えるのがプロペラと舵です、この部分は通常、水の中ですので、このドックの時にしか点検整備が出来ないので、しっかりとチェックされます。
2隻とも、この新潟造船で作られた船で、船齢も17年程度とほぼ同じです。見た目は違いますが、よく見ると所々似ています。
船体の下の方にある丸い穴は、バウスラスターと言い反対側に貫通しています、この中にプロペラがあり船首を左右に回すことができ、出入港や狭い場所での方向を変えるのに役立っています。
船体塗装終了後です。綺麗になり実に迫力があります。
付着した貝などがなくなり、燃費も向上します。
ドックを出た後もまだ終わりではなく、デッキ上とエンジンルームでまだ作業があり、これが終了すると海上試運転に入り各機器の作動チェックなどが行われ、異常がなければ完工し境港に戻って2月から早速調査が始まります。