白髪一雄さんは、天井からつるしたロープにつかまり、足で油絵を描く「フット・ペインティング」という技法を生み出し、国際的にも高く評価をされている芸術家の一人です。
昭和41年、現代美術に関心が高かった、当時の皆成学園の園長が作品の寄贈をお願いしたところ、依頼を引き受けてくださいました。
大山を臨むイメージで作品を描かれ、タイトルも皆成学園の響きをそのまま残し「快晴嶽遠(かいせいがくえん)」とつけられました。
作品を寄贈後、皆成学園を訪問され、運動会をご覧になったこともあるそうです。
白髪一雄さんの作品「快晴嶽遠」は、管理棟の正面階段の踊り場に展示しています。
※白髪一雄氏の情報については、公益財団法人尼崎市総合センター白髪一雄記念室より提供いただきました。