防災・危機管理情報


  

2015年8月28日

現代部会が出前講座を開催しました。

 平成27年8月23日(日)、現代部会は、倉吉市高城公民館で倉吉博物館主催「ち号演習と高城飛行場」の出前講座を実施しました。  

 ち号演習は昭和20年5月から県下全域で行われた本土決戦に備える防衛陣地の築城作業で、県民60万人を動員したとされます。高城飛行場は、同じく昭和20年6月から12万人を動員して高城地区に建設された秘匿飛行場です。  

 当日は、ち号演習の大動員の計画や、高城飛行場の建設命令の時期など、これまでの調査で明らかとなったことを報告させていただきました。  

 地元の方を中心に60名の皆さんに熱心にお聞きいただき、報告終了後には、倉吉市成徳小学校から高城飛行場まで裸足で歩き、土運びを手伝いにきたという女性や、子供のころに飛行場にあった飛行機に乗せてもらった男性など、貴重な体験談もお聞きすることができました。

写真1
(写真1)写真や地図を使って昭和20年の2つの大動員について説明しました


写真2
(写真2)終了後に15人程度の方に残っていただき体験談をお聞きしました


県史編さん室

公文書館 2015/08/28 in 県史編さん室,講座などのイベント

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