鳥取県庁では、カイゼン成果を全庁で認め合い、取組果実の共有・横展開を図るため、平成22年度からカイゼン発表会を開催しています。発表の事例などから、鳥取県庁のカイゼン活動をご紹介します。
令和5年度の主な成果
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電子契約の導入により従来の押印に代わって新たに発生した「電子署名」について、RPAを導入することで自動化し、事務の効率化や受注者の負担軽減を図った。
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物価高騰対策応援金の支給事務について、Excelのマクロ機能等を用いて必要な書類を自動作成することで効率化するとともに庁内他課にも展開した。
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公用車の管理に新しい予約管理システムと鍵管理BOXを導入し、予約・貸出の効率化、コスト削減を進めた。
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その他の取組は、こちらをご覧ください。令和5年度県庁カイゼン発表会
令和4年度の主な成果
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部内の新型コロナ動員取りまとめをデータベース化し、動員者登録の簡素化、取りまとめ作業の負担減、リアルタイムで動員情報の共有等を実現するなど、新型コロナ動員管理業務の省力化を図り、円滑な業務執行に繋げることができた。
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新型コロナ対応業務に加え、物価高騰・円安対策も急務となり、大型補正予算編成作業が生じるなど全庁の業務負担が増大する中、補正・当初予算編成作業の簡素化、公共事業事前審査の簡素化、当初予算編成作業の更なる省力化に取り組み、全庁的な負担軽減を図った。
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物品購入事務の簡素化・コピー用紙の削減等の観点から、中部総合事務所全体で使用する物品請求DBを作成し、決裁までの時間短縮、分散/在宅勤務への対応、情報の見える化を図った。
- その他の取組は、こちらをご覧ください。令和4年度県庁カイゼン発表会
令和2年度の主な成果
- 職場環境の5S(整理・整頓・清潔・清掃・習慣化)に取り組んだ結果、部屋が本来の機能を取り戻して有効活用できるようになっただけでなく、入所児童の活動が広がり、業務の幅や質の向上につなげることができた。
- 補助金交付先企業から提出される状況報告を、紙から電子データに変更して入力・集計作業時間を大幅に削減した結果、効果分析等などに時間をさけるようになり、時間の有効活用につながった。
- 農業者と接する機会の多い職場で、万が一職員に感染者が出た場合の地域農業への影響を考え、職員の行動歴や接触者が把握できるよう行事予定表データベースを改修した。これにより、職場内の業務連携の充実にもつながった。
- その他の取組は、こちらをご覧ください。令和2年度県庁カイゼン発表会
令和元年度の主な成果
- 設計書の審査票をデータベース化し、決裁までの時間を約20%短縮。また、情報の集約と見える化により職員間の情報共有が進み、事務所全体の設計書作成のレベルも向上。さらに、集約した膨大な情報を分析し、更なるレベル向上に取り組んでいる。
- 事業ごとの予算執行管理において、手作業で4時間程度かかっていたものを自動化し、処理時間を2分に短縮した。また、作業が標準化され初心者でも処理が容易になった。
- 県営住宅入居者の所得や課税の状況の把握において、マイナンバーを活用することにより、大幅な省力化と時間短縮、コスト削減を図り、あわせて入居者の負担も軽減。国への要望活動やマイナンバー収集率を高めるための様々な工夫により実現した。
- その他の取組は、こちらをご覧ください。令和元年度県庁カイゼン発表会
平成30年度の主な成果
- 道路規制情報を集約して、外部関係機関に周知を行う際の周知方法、内部決裁の簡素化及びノーツ(内部システム)と無料の外部地図サービスを自動連係させ、県民の方に対して、規制箇所がすぐにわかるように視覚化。
- 決裁・文書審査の時間帯及び文書事務の役割分担を決め、起案から施行までの時間短縮、ミス・手戻りの減少。
- 外部への影響を最小限に抑えつつ、業務そのものの見直しをすることで、維持費の削減及び職員の負荷を軽減。
- その他の成果は、こちらをご覧ください。 平成30年度県庁カイゼン発表会
平成29年度の主な成果
- データベースの構築により道路損傷復旧業務や事故情報照会業務の情報を迅速に共有するとともに、業務進捗管理ができるデータベースを横展開
- 会計事務に関する各種の通知やデータベースを統合し会計事務の効率化を図るとともに、会計事務(支出事務や物品事務)を適正化
- 身体障害者手帳の交付における審査方法や自立支援医療受給者証等の交付内容の確認方法を見直し
- その他の成果は、こちらをご覧ください。平成29年度県庁カイゼン発表会
平成28年度の主な成果
- 申請様式等の見直し、データベースの活用、Q&Aの作成等により、競争入札参加資格者名簿更新に係る申請受付・審査業務を効率化し、大幅に処理時間が削減された。
- 県内外企業や就業者向けに作成している商工労働関係施策周知媒体の原稿作成をデータベース化し、作成時間の短縮につながった。
- 雑草種子量の調査に係る手順マニュアル・主要な雑草の実物見本の作成等により、作業の標準化や作業時間の短縮につながった。
- その他の成果は、こちらをご覧ください。平成28年度県庁カイゼン発表会
平成27年度の主な成果
- 件数が多く処理に時間を要していた道路占用許可について、データベースを活用して作業を効率化することで、許可書交付の時期が早まった。
- 公共事業の契約業務の事務処理の標準化・効率化に取り組むことで、有給休暇の取得日数の増加や時間外勤務の縮減につながった。
- 研修の基本情報を1つのシートに入力すれば、開催要項や講師派遣依頼などに反映されるシステムを構築し、文書作成時間の短縮や記載ミス防止につながった。
- その他の成果は、こちらをご覧ください。平成27年度県庁カイゼン発表会
平成26年度の主な成果
- 会計事務の適正かつ迅速な処理をサポートする会計事務ナビの構築と会計ヘルプデスクにより、全庁で業務処理時間の短縮が図られた。
- 職場環境の改善に産業人材育成センター米子校の生徒と職員が一緒に取り組み、企業人としての基本事項の「5S」(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ(習慣化))の意義を学び・実践した。
- 身体障害者手帳の交付に係る事務作業を効率化し、正確に、スピーディな手帳交付を実現。
- その他の成果は、こちらをご覧ください。平成26年度県庁カイゼン発表会
平成25年度の主な成果
- 高校生への奨学金の申請方法を見直し、貸与の開始時期が早まった。
- 入札・契約事務の標準化・簡素化・適正化・効率化を進め、書類の検索時間の短縮、支払い業務の平準化、情報共有等が徹底された。
- 福祉作業所による食堂を活用して、職員の障がい者に対する理解の推進と職員相互のコミュニケーションを活性化した。
- その他の成果は、こちらをご覧ください。平成25年度県庁カイゼン発表会