防災・危機管理情報


  

現状・課題

 鳥取県のDV(ドメスティックバイオレンス)施策は、全国的に見ても進んでいますが、より一層、DVの未然防止や被害者の自立支援を充実していく必要があります。

 児童虐待防止に関する市町村との連携など地域における体制整備を図るとともに、入所施設や里親制度における児童の処遇の充実及び児童の円滑な家庭復帰に向けた支援が必要です。

 ひとり親家庭は、年々増加しており、所得が少ないなど経済的自立が困難な状況にあります。


取組の方向性等

  1. 関係機関の連携を充実強化し、県や市町村による教育・普及活動を充実させ、暴力を許さない社会を実現します。
  2. 相談窓口の充実、関係機関の連携等により、DV発生の未然防止を推進します。
  3. DV被害者への緊急保護支援・一時保護施設の充実や、DV被害者に対する就労、住居の確保等の必要な支援の充実を図る一方で、DV加害者の再発防止対策を進め、DV被害者が安心して暮らせる社会の実現を目指します。DV被害者に対する民間支援団体等を支援するとともに、協働・連携してDV対策を推進します。
  4. 児童虐待の発生予防、早期発見・対応、入所施設や里親制度など、総合的な支援体制の整備を推進します。入所施設との連携による親支援を充実し、家庭復帰に向けた取組を推進します。
  5. 相談体制の整備、就労・生活支援の充実など、ひとり親家庭が育児と仕事を両立し、経済的に自立支援する取組を拡充します。

主な目標指標

項目 現状 目標
里親委託率 14.4%(平成19年度末) 20.0%(平成30年度末) 

※「里親委託率」・・・乳児院・児童養護施設措置児童数及び里親委託児童数の合計に占める里親委託児童数の割合

  

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