東部基幹病院で救急医療、高度医療を担う当院では、超高齢で手術を受けられる患者様や重篤な病気を有した患者さんが多く入院されます。
褥瘡(とこずれ)が発生するリスクの高い状況にあるため、多職種で構成されたチームで予防対策に取り組んでいます。
主な活動内容
褥瘡回診・褥瘡対策委員会で院内褥瘡状況の把握を行い、褥瘡の予防および早期治癒を図っています。また看護職員の知識・技術の向上を目指して、全体研修による啓発活動やポジショニングラウンドによる現場指導を行っています。
褥瘡対策が定着し、褥瘡発生率は0.5%前後で推移しています。
近年、褥瘡以外のスキントラブルを未然に防ぐための、予防的スキンケアや失禁管理に取り組んでいます。
褥瘡データ
褥瘡回診 (よくなりましたね)
ポジショニングラウンド(圧はいいね)
褥瘡対策研修
ポジショニング研修(体験が大切)
おむつ機能テスト(おむつにも色々あります)
委員会メンバー
医療局:皮膚科 糖尿病・代謝内科 整形外科 神経内科の4名
看護局:皮膚・排泄ケア認定看護師1名 各病棟看護師など13名
医療技術局:理学療法士1名、薬剤師1名、管理栄養士1名で構成
褥瘡は局所のみならず全身管理の必要な病態です。
医師、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士、皮膚・排泄ケア認定看護師其々が意見交換することで、効果をあげています。