子育て世代応援、働き方提案
団体名に「ここ(場所)と、人や物、思いがつながる」という願いを込めている。2018年6月、八頭町見槻中の複合施設「隼(はやぶさ)ラボ」に雑貨店を開店。子育て世代の女性の応援拠点として、女性の新しい働き方を提案する。同時に気軽に集い、交流できる場所の提供と、社会参加を後押しする環境づくりに努めている。
20~40代の女性4人がシェアオーナーという形態で運営。場所や情報を共有しながら、販売ノウハウや販路開拓のスキルを高めるなど、スタートアップのハードルを下げ、女性が一歩を踏み出しやすいよう後押しする。
それぞれが製作した手づくり雑貨や衣類などを持ち寄って販売するほか、オーガニック食品など女性の関心が高いこだわりの商品も仕入れ、品ぞろえに力を入れる。さらに、個々のスキル・資格を生かしたクラフト製品のワークショップも行い、講師業のスキルアップと集客に努めている。
さらに、子育て中の女性たちの居場所づくりにも取り組む。現在20人がスタッフ登録し、接客に当たる。彼女たちの働ける時間を活用し、子育てしながら社会参加できる機会を提供する狙いだ。同時に、子育て期に生じやすい孤独や不安感を解消できるよう、同じ境遇の人同士が集まるコミュニティーとしての役割も果たしている。
代表の藤田よしみさん(35)は「女性の能力を生かし、時間や場所に縛られない働き方や仕事をもっと提供できるよう、事業にまい進していきたい」と意欲を示す。
【写真説明】月に一度のミーティングではシェアオーナーとスタッフが活発な意見交換を行う
[令和2年1月16日(木)日本海新聞掲載]