「国の「こども未来戦略方針」(R5.6月閣議決定)において、男性の育児休業取得率を引き上げていくこととされ、本県では第2次鳥取県女性活躍推進計画を改訂(R5.7月)し、国の目標を前倒しする形で、県内企業の男性育児休業取得率を令和7年度に85%とすることを目標として設定しました。
一方、本県の民間企業における男性の育児休業取得率は、13.4%(※1)と低い状況にあり、また、男性の家事・育児等への参画は進んできているものの、固定的な性別役割分担意識が依然として根強く残り、男性の労働時間が長いこと等の理由から、家事・育児等は女性に偏ったまま(※2)となっています。
男性の育児休業取得は、子育てにおける「共育て」の推進のほか、復帰後の男性の家事育児参画(女性の家事・育児負担軽減)、さらには女性活躍(女性のキャリア継続形成等)に繋がることが期待されるため、本県では、令和5年度から部局横断で男性の育児休業取得の推進に取り組んでいます。
(※1)R3職場環境等実態調査(鳥取県)の結果
(※2)本県の「6歳未満の子どもを持つ夫婦の育児・家事関連時間」
男性117分/日、女性402分/日 ※R3社会生活基本調査(総務省)
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