飼い主のいない猫を適正に管理し、住民の暮らしを守る「地域猫活動」。県は「鳥取県動物の愛護及び管理に関する条例」を制定し、この活動をサポートしています。
引き取りや保護によって県に収容される動物の約7割を猫が占めています。近年は譲渡活動が功を奏し、致死処分は減少。しかし、依然として飼い主のいない子猫は多く、収容後に死亡することが少なくありません。一方で、ふん尿や鳴き声、餌やりに関する相談も県に多数寄せられ、野良猫の放置は地域のトラブルの要因に。
そこで県は、同条例に基づき、野良猫に不妊去勢手術を施し、周辺美化に配慮しながら住民の理解の下で管理する活動を、市町村と共に支援。猫への感情は人によってさまざまですが、自分の地域を住み良くするため、活動を知ることから始めませんか。
|