防災・危機管理情報


仕事と子育ての両立目指す

 昨年12月に育児休業から復帰し、直営店舗のマネジメントを担当。地元産の安全でおいしい肉や加工品を一人でも多くの人に味わってもらおうと、誰もが立ち寄りやすい店づくりを目指して奮闘中だ。

  結婚を機に2018年に転職。前職で鳥取県産の特産品販売に携わっていた経験から、「地域のものに関わる仕事がしたい」と入社した。営業や販売事務を通して経験を積んでいた時に妊娠し、切迫早産で2週間休職。会社の配慮で、直販店舗に異動した。客の流れを見ながら陳列を変えたり、購買意欲を高めるためにレシピを添えたポップを付けたりと、試行錯誤した。「商品が売れ、流れに乗ったときがうれしい」とやりがいを感じた。

  第一子となる長男を出産、育児休業から復帰し、現在は営業部に所属する。直営店舗「プラッツ」の経営に携わり、「100%県産の肉を使ったソーセージなど、加工品の知名度をあげたい」と意気込む。

  安心安全を届ける食品業界で欠かせないことの一つが、食物アレルギーへの対応だ。昨年12月、長男が卵アレルギーの疑いで病院を受診する機会があり、身をもって食物アレルギー対応の大切さを痛感したばかり。「アレルギーだけではなく、県産材料の使用を明確に表示することが、消費者の安心感につながる」。母親になって得た新たな視点だった。

  1年後には現在の時短勤務からフルタイムの勤務に戻す予定で、「1年掛けてその生活へ移る土台を作りたい。仕事を効率的に行い、急な休みにも対応できれば」。社内は子育て世代の社員も多く、子どもが体調を崩すと「一緒にいてあげて」と優しく声を掛けられることもあり、感謝は絶えない。理解ある同僚に囲まれていると感じる場面が増え、仕事で返したい思いがさらに強まる。

  とはいえ、肩に力を入れ過ぎないよう心掛ける。「子育てに明確な目標を立てると気持ちが続かない気がするので、『きょうもかわいいから、いいか』くらいに思うようにしている」と話す。仕事と子育ての両立を目指して、自分なりのワークスタイルを見出すつもりだ。

【写真説明】「鳥取県産の食品を安心して買っていただける店舗づくりを目指す」と話す花本さん

(令和3年2月21日(日)掲載)

 ※写真撮影時のみ、マスクを外しています。

  

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