これまでの経歴
平成29年 4月~ 農林水産部 東部農林事務所地域整備課
平成31年 4月~ 福祉保健部 ささえあい福祉局福祉保健課
令和 2年11月~ 福祉保健部 健康医療局健康政策課
令和 3年 4月~ 福祉保健部 ささえあい福祉局福祉保健課
令和 4年 4月~ 現所属
現在の業務内容
私の所属では、県の公共交通の在り方を検討し推進していくため、圏域(東・中・西部)ごとに、地域公共交通計画を策定しています。その中で、私は、東部地区の地域公共交通計画の推進に関する業務全般を担当しています。
また、鉄道の利用促進を目的に設置している団体の事務局の仕事も担当しており、地元の市町村や交通事業者、商工団体、観光団体等と協議し、JR因美線やJR山陰本線等の利用者を増やすための取組を実施しています。
仕事のやりがい
県内の公共交通利用者数は年々減少傾向にあり、コロナ禍で更に減少に拍車がかかっている状況です。このような状況の中で、地域交通を維持確保していくための施策を、地元の市町村や交通事業者の方々と共に考え、連携して取り組んでいくことに、やりがいと楽しさを感じています。それらの方々が笑顔で仕事をされている姿を見ると、自分も楽しくなり、一緒に頑張りたいと強く思います。
また、今自分が携わっている仕事が、鳥取県の将来の地域交通を守ることにつながっていることに、やりがいを感じます。
印象に残っている出来事
新型コロナウイルス感染症が発生した当初、福祉保健課で、「とっとりささえあいマスクバンク」という制度が始まったときのことです。この制度は、寄付していただいたマスクを、マスクがなくて困っている高齢者や妊産婦、重症化リスクの高い基礎疾患のある方等にお届けするというものです。
取組が始まってすぐに連絡が相次ぎ、最初はマスクがなくて困っているという電話が多かったのですが、次第にマスクを寄付したいという方が増えてきました。困っている人を助けたいという方が、県内外にたくさんいらっしゃることに驚き、嬉しくなりました。また、マスクがなくて困っていた方々から、お礼の電話や手紙が届いたときは、本当に心が温かくなり、この制度ができてよかったと強く感じました。
県職員を志望した理由
大学生の時に地元の食品のみを販売されている企業で職場体験をさせていただいた際、自信を持って地域や特産品を熱く語られている姿に羨ましさを感じ、地元で就職したいという気持ちが強くなりました。
また、食について興味があり、地元の食を学びながら、鳥取県の社会づくりに貢献できる仕事に携わりたいと思うようになったため、鳥取県職員を志望しました。
これからの目標
令和5年度で採用7年目を迎えますが、まだまだ力不足な面も多くあるため、これからも向上心を忘れず、県民の皆さんにとっていつまでも住みやすい鳥取県であり続けるために何ができるか考え、関係者の方々と一緒に取組を進めていきたいです。
また、自分が後輩を育成する立場になったときには、自分から声をかけて相談しやすい環境をつくり、一緒に考えることができる先輩になりたいと思います。
県職員の魅力
県職員の仕事は多種多様な分野があり、色々な角度から鳥取県を知ることで、例えば、何気ない街並みの風景などにも、今まで気づかなかった鳥取県の魅力があることを発見できます。また、定期的に異動があるため、様々な仕事に携わることができたり、新たな出会いがあったりと、自分自身が成長できる環境にある仕事です。
事務職で入庁しましたが、デスクワークだけでなく、関係者との打合せや県外への出張等で外出する機会も多く、色々なものを見たり聞いたりしながら、様々な経験を積むことができます。
また、新しい課題に対して一番最初に動けるのが行政だと感じています。県内全域を対象として、色々な方からの協力を募り、困っている方に手を差し伸べることができることも県職員ならではの魅力だと考えています。
県職員を目指す方へのメッセージ
県職員の仕事は多種多様な分野があり、色々な角度から鳥取県を知ることで、例えば、何気ない街並みの風景などにも、今まで気づかなかった鳥取県の魅力があることを発見できます。また、定期的に異動があるため、様々な仕事に携わることができたり、新たな出会いがあったりと、自分自身が成長できる環境にある仕事です。県職員に興味がある方は是非、鳥取県を支える職員の一員として一緒に頑張っていきましょう!