県政トピックス/6月補正予算・組織改正概要

危機を突破し、活力ある新たな鳥取の歴史を創るために

令和5年度6月補正予算
  5期目を迎えた平井県政。地域が直面する経済・社会の危機を突破し、「輝くふるさと鳥取県」を創造するための補正予算が成立しました。補正額は349億6千万円となり、肉付け予算としては過去最大。統一地方選挙を控え骨格予算として編成していた当初予算との総額は約3,700億円となります。
  4つのキーワードと共に主な事業を紹介します。

詳細は下記QRコード
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物価高騰等緊急対策
光熱費高騰や物価高への緊急支援を実施します


LPガス料金高騰対策支援事業【4億5千万円】
国の支援制度の対象外となっているLPガス契約者の利用料金の軽減支援を行います。

医療・社会福祉・保育施設等物価高騰対策支援事業【13億4千万円】
医療機関、社会福祉施設、保育施設、子ども食堂などの光熱費、食材費の高騰分を緊急的に支援します。

物価高騰を乗り越える事業者支援事業【10億円】
売上や粗利が減少した県内中小企業などが行う物価高騰対策に対する支援を継続して行います。

学校給食費等負担軽減事業【1,245万円】
物価高騰の影響を受けている保護者の負担軽減のため、県立学校の学校給食費の高騰分を支援します。
ふるさとの元気
魅力と活力あふれる元気な鳥取を実現します


「食パラダイス鳥取県」推進事業【1億2千万円】
飲食店や小売店を「食パラダイス鳥取県」アンバサダーとして登録することに加え、新メニュー・商品開発に対する支援を行います。

「まんが王国とっとり2.0」建国事業【1億1,710万円】
「まんが王国とっとり」の更なる魅力アップを図るため、特急スーパーはくと号の「名探偵コナン」ラッピング、まんが・アニメの地域資源を活用した情報発信の強化を行います。

閑散期における観光需要喚起対策事業【5,000万円】
夏以降の閑散期において、大手オンライン旅行会社を活用した宿泊割引を実施します。

果樹産地新規就農受入体制モデル事業【2,386万円】
研修園「果樹産地トレーニングファーム」を設置するなど、果樹産地における新たな担い手確保を図ります。

鳥取県産業未来共創事業【43億7,690万円】
「鳥取県産業未来共創基金」新設により、企業の技術革新・設備投資・人材育成を強力に支援します。

若者目線の人口減少対策事業【4,616万円】
年間移住者3,000人達成を目指し、メタバース空間による新たな鳥取コミュニティを通じた若者移住促進を行います。
健康・安心
県民が健やかで安心して暮らせる鳥取を実現します


鳥取県感染症対策センター(鳥取県版CDC)設置運営事業【1,000万円】
次の感染症危機に対して県民の健康・安全に資するため、感染症即応体制の充実を図ります。

鳥取県版フレイル対策推進事業【1,200万円】
健康寿命を延伸するためのフレイル・認知症予防対策などに係る普及啓発を行います。

鳥取県版孤独・孤立解消支援事業【3,800万円】
ひきこもり・ヤングケアラー・老々介護・不登校・ひとり親家庭等への相談やアウトリーチ支援を展開するなど、孤独・孤立対策の一層の強化を図ります。

買物安心確保事業【1億円】
県民生活の機能維持のため、市町村が策定する買物環境確保計画に基づいて実施する対策を支援します。

防災・減災のための事前伐採・倒木緊急除去推進事業【6,500万円】
台風や大雪時の倒木による停電や孤立集落発生を防止するため、樹木の事前伐採などを行います。

花粉発生源対策促進事業【1億4,250万円】
花粉発生源対策を促進するため、スギやヒノキの人工林を花粉対策品種・樹種へ転換していきます。
人・暮らし
誰もが夢や希望を叶え、活躍できる鳥取を実現します


「シン・子育て王国とっとり」こどもの医療費完全無償化事業【800万円】
令和6年度から実施する県全域18歳までの医療費完全無償化(保険適用の医療費について、18歳になった年度の末(3月31日)まで無償化。)に向けた市町村のシステム改修を支援します。

カップル倍増プロジェクト推進事業【2,286万円】
カップル倍増、成婚数の向上を図るため、メタバース空間を活用した婚活イベントの開催や成果報酬導入による仲人の活動推進を行います。

とっとり若者活躍推進事業【3,363万円】
「とっとり若者活躍局」を設置し、県内在住の若者による子育てや移住などの未来につながる提言や情報発信を行うほか、若者の主体的な活動を支援します。

ALT等を活用した英語によるコミュニケーション能力向上事業【1,594万円】
全国トップクラスの配置数となっているALT(外国語指導助手)と日常的にコミュニケーションをとる優良事例の横展開を図るとともに、学齢期に応じた英語で話す場を創出します。

手話言語条例発祥の地 とっとり手話フェス開催事業【3,363万円】
手話言語条例制定10周年を記念したイベントを開催します。

女性活躍夢ある未来Smile(スマイル)事業【1,014万円】
女性活躍を推進するため、地域と連携した育休中女性のキャリア継続・形成プログラムを実施します。

財政誘導目標

令和5年6月議会において、平井県政5期目の新たな財政誘導目標を設定し、これまでの財政健全化の水準を堅持することとしました。

(1)令和8年度の財政調整型基金残高≧200億円(標準財政規模(地方公共団体の標準的な状態で通常収入されるであろう経常的一般財源の規模を示す。)の1割相当)
(2)令和8年度の実質的な県債残高≦3,800億円(県内総生産(名目)の2割相当)
(3)当初予算編成時でのプライマリーバランス(基礎的財政収支。黒字は、将来への負担を増加させることなく健全な財政運営が行われていることを示す。)の黒字化

機動力をもって施策を推進!
7月に県の組織を再編しました

詳細は下記QRコード
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1 政策推進のための新たな体制の整備
○県政推進に向けた総合調整を担うエンジン部局として「政策戦略本部」を設置
○若者目線で喫緊の課題を検討・事業化するために若手職員による「とっとり未来創造タスクフォース」を本部内に設置

2 「輝くふるさと鳥取」づくりに向けた体制の整備
○地域活力を再生し、輝くふるさとづくりを進めるため「輝く鳥取創造本部」を設置
○買物環境確保やインバウンド、万博対応を推進するため、「中山間・地域振興局」、「観光交流局」を本部内に設置

3 地域社会振興のための体制の整備
○地域づくり推進部を「地域社会振興部」に改組
○人権が尊重され、性別の差なく誰もが輝ける社会づくりを推進するため、部内に「人権尊重社会推進局」を設置

4 孤独・孤立防止に向けた体制の整備
○孤独・孤立対策の推進のため、生活保護やヤングケアラー等の業務を集約し、福祉保健部に「孤独・孤立対策課」を設置

5 自然共生社会の推進に向けた体制の整備
○自然共生社会や環境保全の推進に向けて、生活環境部に「自然共生社会局」を設置

6 土木インフラの整備・維持管理や総合的なまちづくりの体制の整備
○土木インフラの整備や適切な維持管理を推進するため、県土整備部に「道路局」及び「河川港湾局」を設置
○各部が所管するまちづくり・都市計画機能の整理を行い、生活環境部に「まちづくり課」を設置

【問い合わせ先】

【組織改正に関すること】 県庁人事企画課
電話 0857‐26‐7844 ファクシミリ 0857‐26‐8140

【予算に関すること】 県庁財政課
電話 0857‐26‐7044 ファクシミリ 0857‐26‐8124



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