5月に広島市で開催されたG7・主要7か国首脳会議の国際メディアセンターで、ひときわ目を引く展示。これは『AIR GARMENTS』と名付けられ、自動車リサイクル事業を行う有限会社西川商会(鳥取市)と八頭町出身で国内外で活躍中のファッションデザイナー川西遼平氏がコラボレーションし、これまで素材として活用されてこなかった自動車エアバッグの新たな活用方法として制作された洋服です。
エアバッグの回収とデザインだけでなく、縫製や販売までの全ての過程を鳥取県内で行っており、県もスタート時から協力して進めたプロジェクト。
既に国内外のメディアやファッション業界からの関心も高く、鳥取から世界に向けて持続可能な社会づくりの重要性を発信する取り組みとして、今後も活動が注目されています。
(写真提供 BINGOYA Daisuke Yasui)
G7サミット会場の展示ブース前にてプロジェクトに携わった西川商会・西川朋宏専務(左から3人目)と川西遼平氏(左から4人目)ら。(写真提供 BINGOYA Daisuke Yasui)
西川商会では使用済み自動車を解体。中古部品や金属を回収し、資源リサイクル化に積極的に取り組む。(写真提供 西川商会)
裁断や縫製は、ビッググロウス株式会社(鳥取市)の技術が生かされている。(写真提供 BINGOYA Daisuke Yasui)
今回のプロジェクトの詳細は下記QRコード
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